多様な連携による防災備蓄食品の廃棄ゼロエリア創出プロジェクト

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事業内容

防災備蓄食品の廃棄は、これまで食品ロスの統計量には入っておらず、備蓄状況の統計データは限られていた。
この現状に対し、一定のエリアにおける防災備蓄食品の排出数量及び、現状での活用可能数量(フードバンク等での受入れ可能数量等)とのバランスをアンケート及び調査により推定量にて可視化することにより、対策の必要性と防災備蓄食品の食品ロス削減につながる取組みを検討することは有益と考えられる。
(右図参照)

防災備蓄食の食品ロス削減イメージ

企業や行政が保管する防災備蓄食品は同一種類かつ大量であることが多く、有効的に活用しようとしても受入れ側が使い切れないケースが多い。
フードバンク事業者や社会福祉協議会、こども食堂等への「配布」のみでは、限界が来ているように考える。
(*プラン1参照)

プラン1 フードバンク、こども食堂支援

この場合に、防災備蓄食品の新しい活用方法として防災備蓄食品を材料として使用する「リメイク料理弁当」の製造・提供を行うことを検討する。
「リメイク料理弁当」には、防災備蓄食品に加え、できるだけB級品や流通に適さない一般食材等の使用し、総合的な食品ロス削減を目指すお弁当として、「食べることによって食品ロスを削減する」機会を増やすことを基本方針として考える。
(*プラン2参照)

プラン1 フードバンク、こども食堂支援

新しい活用方法の基盤を構築し、具体事例を企業や行政に対して提示することにより、企業が保有する防災備蓄食品の寄付・有効活用(食品ロス削減)を後押しすることを目指す。
また、防災備蓄食品に関する「廃棄ゼロ」の実例創出を目指す。

冊子

企業で保有している【防災備蓄食品】の有効活用プロジェクト